2026.9.15

「ほらね」と光が言う。「ほらね」とクモが言う。あるいは、世界そのものが、僕にそうささやいたのかもしれない。光の角度をふっと変えるだけで、見えてくるものがある。

2026.9.14

スマートな正解なんて「へぇ、すごいね」で終わるんだよ。でもね、人が「まいったな」って、ずっと忘れられなくなるのは、「そこまでやる?」って呆れるくらいの過剰さなんだ。(蕨の町中華 大味)

2026.9.13

どちらか一方を選べなかったのではない。どちらも選んだのだ。

2026.9.12

「ネパールに行ったことがあるか?」と尋ねられた。「胃袋だけなら今行っている」と答えた。

2026.9.11

急がない人のための、抜け道。人生にはどうしても、まっすぐ歩けない夜もある。

2026.9.10

昼と夜の縫い目がほどけてしまいそうで 小さな月をひとつ刺しておく

2026.9.9

ここから見ればあっちが去っていった 向こうから見ればこっちが去っていった

2026.9.8

電車が過ぎ去ったあとの静寂にレモンを投げたい衝動を抑える

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